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良い睡眠には寝返りが大事

 寒い時期ですけど、夜ぐっすりと眠れていますか?
ぐっすり眠れると、朝起きたときに前の日までの疲れが取れて、気分も体もスッキリとした気分になります。この気持ち良い朝を迎えるための睡眠には何が必要になるか知っていますか?

 現代は睡眠不足の人が多く、睡眠をとっていたとしても疲れがスッキリ取れない、目覚めが悪い、日中眠くなるという不眠に悩んでいる方が数多くいます。
ブログでも色々な睡眠解消法を紹介して来ましたが、疲れを取ってスッキリさせるために睡眠に必要な要素に『寝返り』があります。
 寝返りは質の良い眠りをとる上で実は必要な動作になります。


寝返りって何?


 寝返りは、睡眠時間8時間とした場合、20回くらい行われています。睡眠中なのですが、レム睡眠とノンレム睡眠が切り替わるときに起こると言われています。

 この寝返りの目的は、寝ている間に体の向きを変えており、寝ている姿勢を変えることで体を支えている場所を変えて、筋肉の負担を分担させているのです。なので、寝返りの少ない、姿勢がほとんど変わっていない日の朝は、首や肩にこりが残っていることがあると思います。

 気がついてないかもしれませんが、人間は長時間同じ姿勢でいることはかなりの苦痛なのです。映画館で座り心地の良いシートや家でリラックスしてTVを観ている時なども、20−30分ほどで座り直しや、家だと姿勢を変えることがあると思います。姿勢を変える時は、その姿勢が辛くなっているということで無意識に体を動かす行為をしているのです。


つまり、寝ている時も同じ姿勢でいることは辛いということです。


・寝返りは疲れた身体を回復させる


 睡眠の効果は、日中の様々な情報(学習された内容)を整理したり、疲れた身体を回復させるということがわかっています。身体は、動き回る時、筋肉を使います。筋肉を動かすと、疲労物質が溜まります。これにより「疲れた」と感じたり、「体が重い」「動かしにくい」などを感じてしまいます。この疲れを解消する方法の一つが「睡眠」です。
 寝ている間に同じ姿勢で眠り続けていると、血液やリンパ液などの循環が悪くなってしまい体に悪影響を及ぼしてしまいます。この循環系の働きを変えないためにも、寝ている間に自然と寝返りを行うことになります。 
 寝返りは、身体を休め、筋肉などを回復させるということです。


・寝返りは睡眠環境を良いものにする


 長時間寝ていると、寝具の中は温度や湿度が高くなってしまうことがあります。寝返りにより、体温を調節する・寝床内の温度を保つ・熱や水分の発散を調節するといった働きがあります。
 この寝返りにより、寝具内に対流が生じ、程よい温度と湿度が保たれ、寝具ないの快適な睡眠環境をつくりだせるようになります。 


・寝返りを行うためには?

 寝返りがしにくい、しやすいという条件があります。
 外泊先で枕や布団が自宅とは違いますよね。その翌朝に起きたときに、体が痛くなったり、体が楽になったりと経験があると思います。
 つまり、寝返りには寝具(枕・布団)が一つの条件なのです。

 睡眠時の姿勢は、体が緩やかなS字カーブを描く姿勢が体への負担が少ない姿勢だと言われています。柔らかすぎる寝具だと、頭や胸の部分が深く沈み込んでしまうことがあるので、体に負担がかかり、睡眠時の寝返りの回数が減少してしまう原因にもなります。
 自分に合わない、寝具は、眠りの質を低くしてしまい、疲労感を残してしまいます。


 自分に合う寝具で寝ることで、寝返りも身体に負担がかからず、質の良い睡眠を得ることができて、朝の目覚めが快適なものになります。全身の疲れが取れて、脳のリラックスが図れるということは、仕事やプライベートでも十分な力を発揮できる環境を整えることができるということです。


・自分にとって快適な寝返りができる寝具とは


 自身の体に合った寝具を見つけるのは、正直見つけるのは難しいです。
 柔らかい枕やマットレス、布団が良いのか? 硬いものが良いのか? 実際に寝てみないとわからないです。

 柔らかすぎる布団やベッドマットでは、頭や胸の部分が深く沈み込んでしまうことがあるので、体に負担がかかってしまいます。また、体が深く沈み込むことで、睡眠時の寝返りの回数が減少してしまう原因にもなります。上手に寝返りをすることができません。反対に身体が圧迫されるほど硬いマットレスも逆効果になります。
 適度な硬さの布団やマットレスを選ぶようにしましょう。


 枕の高さが合わないと首の痛みや肩こりを招きやすくなりますし、いびきの原因にもなってしまいます。枕は快適な睡眠を得るためには、重要な要因になります。ちょうどいい枕の高さは、体が緩やかなS字カーブを描く姿勢が体への負担が少ない姿勢だと言われています。

スムーズな寝返りをするためには、柔らかすぎる寝具ではなく適度な硬さの寝具がおすすめです。 


まとめ

 寝返りについて、書いてみました。良い睡眠を得るためのヒントになったと思います。寝返りは、自然に行われる行為の一つですので、これができないということは不自然であり、体にとっても悪いこと考えてください。
 
 体にとって負担がかからないような寝具を選べるということは、睡眠中の脳や体の疲れが取りやすくなるということになります。

 毎日の睡眠に、行われている寝返りのために「快適な寝具」選びもよいかもしれませんね。


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