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睡眠はストレスを解消させる

睡眠をおろそかにしてしまうのは睡眠リスク


 どうしても・・・「忙しい」「時間がない」という事がありますよね?
ついつい「睡眠」を後回しにしてしまいがちになります。「寝る時間があるなら、作業や仕事をしないと・・・」と思って仕事や趣味に熱中している人もいませんか? また、夜遅くまで残業をしたり、パソコンやスマホでゲームやインターネットなどに夢中になって、いざ布団に入っても脳が興奮状態で眠れないという人も増えています。
 本来、睡眠は脳を休めてストレスを緩和する最大の癒やす手段です。肉体的な疲労は横になることである程度は解消されますが、脳が休むためには睡眠が必要です。
 様々なストレス解消法が紹介されていますが、ストレス解消のいちばんの基本は睡眠と考えています。良質の睡眠をしっかりとっていれば、少々のストレスがあっても、心も体も健康が保てます。それほど睡眠は大切なのです。


生活に取り入れたい「健康づくりのための睡眠指針」
厚生労働省が進めている「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」では、睡眠についての適切な知識のいっそうの普及をめざし「健康づくりのための睡眠指針」を策定し、広く推奨しています。
2014年には11年ぶりに改定され、睡眠の問題を予防・改善するために最新の知識や情報をわかりやすい12箇条にして提唱しています。

【健康づくりのための睡眠指針2014】~睡眠12箇条~
1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。
2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
11.いつもと違う睡眠には、要注意。
12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

引用資料:厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014」


ストレスを解消させる睡眠


「睡眠はストレスを解消する大きな役割を担っている」

と、私はセミナー(超・快眠セミナー)で睡眠提案をしています。病院勤務時代、患者に健康状態になるため、またリハビリとして心身機能を回復させるために提案する一つとして
「睡眠不足になると脳の扁桃体が活発化し、少しのことでも恐怖や不安を感じるようになります。恐怖感や不安がリハビリを邪魔してしまう・・・睡眠を変えましょう」と話をします。睡眠が単なる身体疲労の回復ではなく、不安や恐怖を感じにくくする、つまり日常の些細なことにもストレスを感じさせにくくすることで、ストレス溜めにくくすることになるのです。
 しかし、睡眠を一定時間取っていても、眠りが浅いとストレスは減りにくくなります。睡眠の質を変える方法は過去にもブログ(1週間で眠れるようになる方法寝付けない時の寝つき解消法)で載せていますので参考にしてみてください。

 低ストレスな男女は、ただ眠るのではなく睡眠の質を大切にしていると言われています。「睡眠は、脳の疲労回復方法」であり、がんばった心身に一言「ありがとう」の気持ちで、眠りでしっかり回復させていきましょう。

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