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仕事で睡眠時間は違うのか?

睡眠、睡眠障害、職業別の睡眠時間について

いつものように睡眠についてですが、ワークしていて思うところは「職種によって睡眠時間が異なる」ということです。自分が医療職種であり、365日24時間のシフト勤務というところを20年近くしたので、当たり前のようなことと思っていた不規則な睡眠時間。
「当たり前ではなかった!?」
職種によって労働時間や睡眠時間が違う・・・とそんなことについてまとめています。

今回は、業種別の平日の睡眠時間について、平成28年度社会生活基本調査より調べました。この調査から全体平均睡眠時間は432分(7時間12分)、平均睡眠時間以下の業種は「管理職:452分(7時間32分)」「専門・技術職:413分(6時間53分)」「事務職:420分(7時間)」「保安職:418分(6時間58分)」「輸送・機械運転業:425分(7時間5分)」で、特に「専門・技術職」は「技術者:401分(6時間41分)」「保険医療従事者:413分(6時間47分)」「教員:406分(6時間46分)」となっており「技術者」が一番眠れていないことがわかります。

逆に、一番よく眠れているのは「農林漁業」で睡眠時間は480分(8時間)で、1時間13分の睡眠時間の差があります。このように業種で睡眠時間の差があることがわかります。

職業・業種別の睡眠時間の違いについて、平成28年度社会生活基本調査から作成
業種別・職業別及び年齢別平均睡眠時間について

職種によって差がありますが、年代からみると40歳代(40-49歳)で一番睡眠時間が短くなることから、業種に関係なく、管理職として仕事を任されることで、仕事量など含めストレスが増えたことで睡眠時間が減少することになったのではないかと考えられます。

では仕事時間と睡眠について分析をしてみると

業種別睡眠時間と労働時間時間の関係

上記のグラフは、平成28年度社会生活基本調査より、業種別の仕事と睡眠時間について示したものになります。このグラフからでは、1日あたりの睡眠時間が短く、仕事時間が長いのは、「専門的・技術職」「輸送・機械運転業」「保安業」「管理職」があります。これを職業内容で調べると・・・

職業別 睡眠時間と仕事時間の関係(平成28年度社会生活基本調査より)

職業別にからみると、「技術職」「教員」「保安職」が睡眠時間を削り、仕事量が多い職業であることがわかります。
どの仕事も、心身ストレスが強くかかる仕事であると筆者は思っています。

技術職は日本の経済を支える基盤になる一つの要因になるものであり、必要不可欠な職業と考えています。
睡眠を問題として抱えるだけで、経済損失となります。日本の睡眠問題で起こりうるとされている経済損失は約15兆円とされており、国内総生産の約3%にあたります。社員の睡眠問題を解決することは、この経済損失を抑えるとともに、企業の生産性向上となり、日本経済の底上げに繋がると考えています。

睡眠時間を減らしたとしても、パフォーマンスが下がっては元も子もありません。「質の高い睡眠」をとることで、睡眠時間の少ない中で、効率的な睡眠がとれると良いのではないでしょうか。

効率的な睡眠の方法については、以下を参考してみてください。

1週間で眠れるようになる方法
クリエィテブになる睡眠とは?
寝付けない時の寝つき解消法

あなたの睡眠を変えてパフォーマンスアップ 超・快眠セミナー
自費訪問型リハビリ 身体調整-カラ・ココ・ケア-

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